【ラグビー】スクラムの掛け声の変遷!昔とどう変わった?

スクラムの掛け声の変遷!昔とどう変わった? ラグビー

ラグビーのスクラムの掛け声は、時代と共にに変遷しています。

ラグビー観戦をしていて「何て言っているのか気になる・・」という人も少なくないのではないでしょうか。

TV越しでも気になりますよね。

 

そんなラグビー観戦初心者の方へ、スクラムの掛け声が昔とどう変わったのか変遷などについてまとめています。

【ラグビー】スクラムの掛け声の変遷

スクラムの掛け声の変遷!昔とどう変わった?

スクラムを組む前には、必ず審判の掛け声があります。

この掛け声に従って順序を追い、選手達はスクラムを組むことになります。

 

現在のスクラムを組む前の掛け声は3段階で、

 

  1. クラウチ
  2. バインド
  3. セット

 

となっています。

 

この掛け声を審判が発すると、選手たちはそれに合わせ、スクラムの準備を行います。

審判の掛け声を無視して自分達で進めてしまうと、「アーリーエンゲージ」などの反則をとられてしまいます。

 

しかし現在の掛け声になるまでに、変遷がありました。

 

それではスクラムの掛け声の変遷を見ていきましょう。

スクラムの掛け声の変遷①

スクラムの掛け声は初め、

 

  1. クラウチ(しゃがむ)
  2. アンド、ホールド(相手にタッチし、止まる)
  3. エンゲージ(組む)

 

この3段階でした。

 

2つ目の「アンド、ホールド」はクラウチの体勢を維持し、3つめの「エンゲージ」が現在でいうところの「セット」という事になります。

スクラムの掛け声の変遷②

2007年にスクラムのエンゲージを制御する試みとして、

 

  1. クラウチ
  2. タッチ
  3. ポーズ
  4. エンゲージ

 

の4段階へと規則が改正されました。

 

しかし、選手達から姿勢を保ったまま止まる「ポーズ」が負担になると不満が出たため、3段階で組むようになりました。

スクラムの掛け声の変遷③

現在の3段階の掛け声になったのは、トップリーグの2012/2013シーズン開始からです。

2012年に、IRB(ワールドラグビー)が試験的な規則を改正しました。

 

時間短縮やスクラムの崩壊を防ぐため、4段階コールから「ポーズ」のコールが外されました。

「エンゲージ」の掛け声は、「セット」に変遷していきました。

 

  1. クラウチ
  2. タッチ
  3. セット

 

このような掛け声に変遷しました。

スクラムの掛け声の変遷④

そして翌年の2013/2014シーズンに、現在の掛け声に変遷しました。

 

  1. クラウチ
  2. バインド
  3. セット

 

これら、スクラムの掛け声はラグビーの歴史と共に、変遷しています。

また、スクラムの時の掛け声と共に、組む順序や段階などのルールも少しずつ改良されて現在に至っています。

【ラグビー】スクラムの掛け声の意味

スクラムの掛け声の変遷!昔とどう変わった?

スクラムの時の掛け声には、1つ1つ意味があります。

 

クラウチの掛け声で、フロントロー(最前列の選手)が身をかがめます。

背中はグラウンドと平行にし、頭と肩が腰よりも低くなるように身をかがめます。

 

バインドの掛け声で、プロップというポジション(最前列の両側)の選手が、相手の外側の選手の肩を挟むように掴みます。

フロントロー(最前列)の両側のプロップの選手は、相手のプロップのジャージ、もしくは背中、脇などを掴みます。

この2つの動作によって、両チームのフロントロー(最前列)が離れ過ぎないようになります。

 

セットの掛け声で、フロントロー(最前列の選手)が組み合います。

両チームが衝突し、押し合いが始まります。

スクラムで仮に審判の掛け声がないと、選手達はスクラムを組むのが難しくなってしまいます。

 

スクラムは、フォワード陣の8人と相手チームのフォワード陣の8人、合わせて16人が息を合わせてぶつかり合うことになります。

そのため、それぞれの選手達が相手チームに押し負けないように意気込んでいます。

このはやる気持ちや押す準備が整わないと、スクラム自体が組めません。

 

スクラムで力を入れ押し合うまでに、それぞれのチームの準備を整うためにも審判の掛け声は重要なものとなります。

まとめ

スクラムの掛け声の変遷についてまとめてみました。

 

ラグビーのスクラムを行なう時には、審判が掛け声を出します。

その掛け声に従いプレーをしないと、何度もスクラムを組み直すことになることもあります。

 

試合を円滑に進めるには、選手達にとっても、プレーを見ている人達にとっても、負担になることなくスクラムを組むことが大切です。

そのため、審判の掛け声も、今まで何度かの規則の改正が行なわれてきました。

 

スクラムの掛け声やルールは不具合があれば、今後も改良されることがあるかもしれません。