東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあるアトラクション、タワーオブテラー。
東京ディズニーリゾートでただ一つの、フリーフォールタイプのアトラクションで、パークを訪れる人たちから、日々根強い人気を得ています。
さて、そんなタワーオブテラーに欠かせない一人の人物について、あなたはご存じでしょうか?
その名前は「ハイタワー3世」。
タワーオブテラーの前身である「ホテルハイタワー」のオーナーだった人です。
ですが、1899年に、彼は行方不明になってしまいました。
しかし、ハイタワー3世は、彼自身にまつわる奥深いストーリーを残しています。
それを知れば、彼は一体どこへ行ってしまったのか?その後どうなったのか?という事をみちびく手がかりになるかもしれません。
というわけで今回は、「ハイタワーはどこへ行った?その後が気になるので徹底調査!」と題してまとめていきます。
ハイタワー3世はどこへ行った?彼のその後
「あの建物が、ホテルハイタワーです。
落下したエレベーターがあるのですが、
ハイタワー三世は謎の失踪を遂げました。」 pic.twitter.com/lXG6ig7bSZ— のぞみにー (@Nozominnie_3232) February 1, 2021
ハイタワー3世はどこへ行ったのでしょうか?
調査したところ、
- 誰も知らない
とされています。
ハイタワー3世は、1899年の12月31日、ホテルハイタワーにて会見を行いました。
そしてその夜、自身のオフィスに行くためにエレベーターに乗り込みました。
が、その直後、エレベーターが故障し、彼の悲鳴とともに1回まで落下してしまいました。
落下したエレベーターは見るも無残な姿になっていました……。
しかし、いくら探してもハイタワー3世の姿はどこにもありません。
エレベーターの中には、彼が所持していた「呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥ」と、彼がかぶっていた帽子だけが残されていました。
ハイタワー3世はどこへ行ってしまったのでしょうか??
そして現在、ホテルハイタワーでは見学ツアーが行われています。
噂によると、「ツアーの最中にハイタワー3世の亡霊のようなものを見た」という人が続出しているようですが……。
タワーオブテラーハイタワー3世のストーリー
〜タワー・オブ・テラー〜
ハリソン・ハイタワー三世
生きて帰れるか…な pic.twitter.com/8a4XaINXOE
— ヒデオ (@nickeymouse0320) July 8, 2020
本名は
・ 「ハリソン・ハイタワー3世 (Harrison Hightower III)」
という名前です。
ハイタワー3世は、タワーオブテラーの前身であるホテルハイタワーの創設者、ということで有名です。
が、それだけではなく、様々な経緯をへて、彼の運命が「タワーオブテラー」と結びついています。
今回はかいつまんで、
- ニューヨークで一番の大富豪、ホテルハイタワーを建てる
- シリキ・ウトゥンドゥを手に入れる
- 謎の失踪をとげる
の、3つのポイントとともに解説したいと思います。
ニューヨークで一番の大富豪、ホテルハイタワーを建てる
タワーオブテラーのホテルロビーにある暖炉の囲いが「高塔(ハイタワー)」ってオーナーの名前になっててちょっと可愛いけど、ハイタワー三世は自分大好きだとは思う。 pic.twitter.com/hkUoM9al9p
— ざらめ (@zaraame) February 13, 2016
1835年、ハイタワー3世はニューヨークにて誕生しました。
のちに大富豪となり、1892年に、豪華なホテル「ホテルハイタワー」を開業させます。
また、ハイタワー3世は、行動力のある冒険家でもありました。
ホテルの開業までに、彼は世界中から珍しいお宝や、貴重なものを山のように集めており、それらはホテルの庭やロビーなど、あらゆるところに惜しみなく飾っています。
しかし、ハイタワー3世はとても強欲な人物でした。
「集めた」といっても、そのほとんどが、無理やり奪い取ったり、盗んだりしたものだったのです。
世界中を旅する冒険家、と聞くと格好いいですが、やっていることはまるで盗賊のようですね……。
ちなみに、タワーオブテラーの近くに停泊している豪華客船、「S.S.コロンビア号」。
この船を作ったのが、エンディコット三世という人物で、ハイタワー3世とはライバル関係にありました。
エンディコット三世は強欲ではありませんでしたが、ハイタワー3世にいろいろと邪魔されてかなり腹が立っていたようです。
同じニューヨークで、ビジネスで競い合う二人は、お互いバチバチと火花を散らす関係であったことがうかがえます。
シリキ・ウトゥンドゥを手に入れる
シリキ・ウトゥンドゥ
コンゴ川に住むムトゥンドゥ族に祀られていた偶像。ハイタワー三世により強奪される。「シリキ・ウトゥンドゥ」とはムトゥンドゥ族の言葉で「災いを信じよ」という意味で、シリキ・ウトゥンドゥの呪いを信じなかった者や掟(後述)を守らなかった者に対し、呪いをかける。— 英国紳士 (@hallo_everyone0) July 19, 2018
1899年、ハイタワー3世は執事の「スメルディング」という男と、仲間たちとともに、アフリカ探検をしていました。
コンゴ川流域に住む「ムトゥンドゥ族」という部族のもとへたまたま訪れた一行は、そこで祀られていた偶像を目にします。
その偶像こそが、タワーオブテラーに深く結びつく「シリキ・ウトゥンドゥ」でした。
その不気味さに魅せられ、ハイタワー3世は、シリキ・ウトゥンドゥを譲ってくれるようムトゥンドゥ族に頼みますが、彼らは断りました。
が、自分の欲しいものは奪ったり、盗んだりして手に入れてきたハイタワー3世のことです。
ムトゥンドゥ族を脅して、シリキ・ウトゥンドゥを奪い、そのまま逃げてしまいました。
しかし不思議なことに、元の持ち主たちは追いかけてこなかったのだそうです。
ムトゥンドゥ族たちは偶像をとても大切にしていたそうです。
なのになぜ、取り戻そうとしなかったのでしょうか……?
謎の失踪をとげる
ハリソン・ハイタワー三世は1835年生まれの大富豪でホテル・ハイタワーのオーナーだ。性格は傲慢で横暴、世界各地で略奪を繰り返していたが、1900年の午前0時丁度にホテル・ハイタワーのエレベーターで不可解な消失を遂げたんだ https://t.co/0Rz2wG2RrH
— ディズニーシー神奈子bot (@TDS_kanako_bot) March 7, 2021
そして、シリキ・ウトゥンドゥを手に入れた同年の1899年12月31日。
ホテルハイタワーではパーティーが行われており、そこでハイタワー3世は、シリキ・ウトゥンドゥのお披露目をしました。
ハイタワー3世は、かねがね、執事のスメルディングや、ムトゥンドゥ族から
「火に近づけてはいけない」
「恐れなければいけない」
などという掟とともに、
『シリキ・ウトゥンドゥの扱いには気を付けるように』
と、忠告を受けていました。
シリキ・ウトゥンドゥは元々「崇拝」されていたもので、ないがしろにすると呪われる、という言い伝えがあったからです。
しかしハイタワー3世は、公の場で、呪いなど恐れていないそぶりで、シリキ・ウトゥンドゥのことを嘲笑いました。
そして、シリキ・ウトゥンドゥを自身のオフィスに飾るために、ハイタワー3世はエレベーターに乗り込みます。
そこで、ハイタワー3世を追っていた記者がとんでもない光景を目にします。
ハイタワー3世はエレベーターに乗り込みながら、なんと葉巻タバコの火をシリキ・ウトゥンドゥに押し付けたのでした……。
その直後、ちょうど日付が1900年1月1日に変わる瞬間のこと。
ホテルハイタワーが突如停電に見舞われました。
それと同時に緑色の光が出現!
緑色の雷が轟いたという人もいました。
そして、上記で解説したとおりの、謎の失踪事件へと繋がるのでした。
人々はみな、掟を破ったハイタワー3世はシリキ・ウトゥンドゥに呪われた。
と今も囁いています。
果たして、彼はどこへ行ってしまったのでしょうか……?
まとめ
タワテラのbgsについて、今度友達と行くときに紹介したいのですが、どうしてもわからないところがあるので知っている方がいたら教えてください🙇♂️
・ハイタワー3世はシリキの呪いで結局どこに行ってしまったのか
・アーチー(スメルディング)はなぜベアトリスに近づいたのか pic.twitter.com/8kGtlyVbbD— しゅーや@D垢 (@dis_doooooonald) February 17, 2019
以上、「ハイタワーはどこへ行った?その後が気になるので徹底調査!」と題してまとめましたがいかがだったでしょうか。
「タワーオブテラーハイタワー3世がどこへ行ったのか、その後」
については、
- 誰も知らない
ということ。
そして、
「タワーオブテラーハイタワー3世のストーリー」を、
- ニューヨークで一番の大富豪、ホテルハイタワーを建てる
- シリキ・ウトゥンドゥを手に入れる
- 謎の失踪をとげる
の、3つのキーワードとともに解説させていただきました。
奥が深すぎるほどの、タワーオブテラー・ハイタワー3世にまつわる話は、知れば知るほど興味が湧きますね。
タワーオブテラーに乗って絶叫!するのも十分楽しい思い出になります。
が、アトラクションを待っている時間などに一つでも「謎」を見つけるのも楽しいかと思います。
もし、タワーオブテラーでハイタワー3世に会うことができたら、彼の運命がどうなったのか、教えてくれるかもしれません……!
ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。