19歳という若さで北京オリンピックに初出場を果たし、ロンドン大会、リオデジャネイロ大会で金メダル3個、銀メダル4個の合計7個のメダルを獲得している内村航平選手。
残念ながら東京オリンピックでは予選敗退してしまいましたが、海外でもキングと呼ばれている内村航平選手は何がすごく、最強、天才と呼ばれる理由なのでしょうか??
今回は、内村航平選手が、最強、天才と呼ばれるほどの理由、何がすごいのかをご紹介していきたいと思います。
内村航平は何がすごい?最強かつ天才と言われる理由とは?
鉄棒一本で臨む内村航平、キング最終章へ「今の自分が輝けるのはやっぱり鉄棒」 https://t.co/TeFt6CfeMQ#オリンピック
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) July 24, 2021
海外でキングとも呼ばれる内村航平選手のすごいところとは、どのような所でしょうか?
- 理由①努力の天才
- 理由②体操への愛
- 理由③精神力の強さ
- 理由④理想を求めるあくなく探求心
- 理由⑤強い信念
それでは、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
理由①努力の天才
内村航平「感触良かった」 - 五輪体操男子が会場練習https://t.co/aUQjYk5oNn
— 共同通信公式 (@kyodo_official) July 21, 2021
内村選手は10年ほど前から、最も基本である倒立や前転の練習を欠かさないのです。
以前富田洋之選手が、失敗したところを何度も何度も繰り返す泥臭い練習をしているのを見て、自分が格好悪いと思っている練習でも進んでできる選手でないと頂点に立てない!と悟ったのです。
それから面白くない基礎練習を誰よりも丁寧に行い、つらいと言われる6種目の通し練習では、本番を想定し、疲労感が高まった状態で、6種目成功するまで何度も何度も繰り返していました。
その努力がメダルへつながったのでしょう。
理由②体操への愛
内村航平選手、監修した体操漫画のアニメ化期待? 「メディアに出ていない部分を描きたい」https://t.co/AyyvpTSvFd
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) July 18, 2018
ケガや挫折でどん底まで落ちたり、思い悩んだりした時期もあったという内村選手。
しかし、守りに入る自分にはなりたくないと最高何度の技に挑戦するなど、トップの座を守っていた内村選手。
そんな内村選手は、「体操のつらい部分もひっくるめて大好き。大好きでは収まらず、愛なんです」と話していました。
そんな強い愛から、体操の魅力を後世に伝えるために、2016年12月に体操界初のプロに転向しています。
この体操への強い愛が内村選手を天才を呼ばれるまでにしていったのでしょう。
理由③精神力の強さ
内村航平選手個人総合6連覇おめでとう🇯🇵動画③
表彰台でもらった位牌のようなもの笑をしげしげと眺めるマイペースっぷり。 pic.twitter.com/itoZOnXdEO
— Noel (ノエル)* (@CoralNoel) October 30, 2015
内村選手は、以前「自分の考えを絶対に変えたくない。周りに興味はない」と言っていたことがあります。
また、試合モードに入ると、すべてをシャットアウトして集中することのできるのです。
人は声援や、雑音が気になってしまうものですが、内村選手はこれを意図的に消し去ることのできる集中力を持っているのです。
このマイペースさ、集中力さといった、精神力の強さが彼のすごいところなのです。
理由④理想を求めるあくなき探求心
\ オリンピック感動の名シーン /
リオデジャネイロ2016・体操男子🤸♂トップだったベルニャエフ選手に0.099点差で逆転勝利した内村航平選手✨その驚愕のパフォーマンスをご覧ください👀@kohei198913 @Tokyo2020jp #Tokyo2020 pic.twitter.com/4RHMFtd8dx
— オリンピック (@gorin) June 25, 2021
内村選手は、「誰が見てもきれいだという、圧倒的な美しさを持つ富士山のような演技」を理想としています。
そのために自分を極限まで追い込んだ努力をして、自分の体の扱い方もミリ単位で毎日調整しているのです。
また一つの技においても、その要素を分解し、どの動きが一番美しいかを考えて練習を重ねていきました。
このような技への理想を追い続け、求め続けていく探求心も内村選手を最強にしていったのです。
理由⑤強い信念
【写真まとめ】体操ニッポンのエース内村航平、4度目五輪までの軌跡 https://t.co/dSmf15UR3M
”最初の五輪は2008年の北京大会。19歳で個人総合の銀メダル”
”12年ロンドンと16年リオデジャネイロで、個人総合を2連覇”
#体操— 朝日新聞大阪社会部 (@osakashakai) July 24, 2021
2018年4月の全日本選手権の決勝戦で、10連覇していた内村選手が3位になり、記録が途絶えました。
ついに世代交代?という声が聞かれだしたときに内村選手は、「世代交代は否めない、だけどずっと走り続けたトップの座を簡単に譲る気はない」と力強くインタビューに答えています。
譲らない!!出るからには1位になる!!という信念の強さもまた内村選手の強さの一つなのです。
まとめ
【#内村航平 元コーチが語る】“選手村に入村した後、コーチには「焦らず慌てず周りを見ず、と航平に伝えてほしい」と頼んだ。”#Tokyo2020 #体操競技
記事はこちら→ https://t.co/Uxqx5ZdUTk pic.twitter.com/Fw9jln6a2j— 東京オリンピック・パラリンピックニュース (@asahi_olympics) July 25, 2021
いかがだったでしょうか?
今回は「内村航平は何がすごい?最強かつ天才と言われる理由とは?」についてご紹介しました。
内村選手のすごいところ、最強かつ天才と呼ばれる理由は
- 理由①努力の天才
- 理由②体操への愛
- 理由③精神力の強さ
- 理由④理想を求めるあくなく探求心
- 理由⑤強い信念
だと思います。
東京オリンピックでは、団体ではなく、個人での鉄棒にしぼっての出場でした。
残念ながら今回は予選敗退になってしまいました。
しかし、きっとこの先も体操の魅力を後世に伝えていく信念をもって体操界を盛り上げていってくれることでしょう。