2021年、東京オリンピックでの日本女子バスケの試合はまさに名試合そのもので、ラスト数秒で逆転するというドラマチックな展開はまるで漫画の世界のようでした。
そんな女子バスケの活躍を目にして、Wリーグに興味を持った方も多いでしょう。
しかし、女子バスケのWリーグで人気チームはどこなのかわからないですよね。
どこのチームが人気で、一体どんなチームなのか気になります。
ということで、今回はWリーグで人気チームはどこなのか、2021年最新版のランキングをトップ5に厳選して、詳しくご紹介していきます!
Wリーグで人気チームはどこ?2021-2022のトップ5を紹介!
全13チームで構成される女子バスケのWリーグですが、人気チームはどこなのでしょうか。
Wリーグの人気チーム【2021-2022】をトップ5にまとめてみました。
※なお、このランキングは主にチームのSNS公式アカウントのフォロワー数を基に制作しております。
- 第1位:ENEOSサンフラワーズ
- 第2位:富士通レッドウェーブ
- 第3位:トヨタ自動車アンテロープス
- 第4位:東京羽田ヴィッキーズ
- 第5位:デンソーアイリス
では、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
第1位:ENEOSサンフラワーズ
Wリーグの人気チーム【2021-2022】第1位は、ENEOSサンフラワーズです。
- 渡嘉敷来夢のフォロワー数:Twitter9万人・Instagram7万人(2021年9月18日現在)
ENEOSサンフラワーズは、1969年に創設された千葉県柏市をホームタウンとする女子バスケットボールチームです。
母体企業はENEOSで、チーム名の由来は前身の共同石油時代からのチームシンボルのひまわりに因んでおり、歴代のユニフォームにはひまわりがデザインされています。
ENEOSサンフラワーズが人気の理由は、圧倒的強さと選手層の厚さ。
これまでENEOSサンフラワーズが獲得した全国タイトルは全国実業団女子チーム最多の49回で、”絶対王者”の名を馳せています。
2020-2021シーズンのWリーグでは惜しくも準優勝に止まったものの、ENEOSサンフラワーズがWリーグで優勝を逃したのは2007-2008シーズン以来のことでした。
それまではWリーグで11年連続優勝を果たしており、まさに絶対王者の名に恥じない成績を残していることこそが、チームの人気へと繋がっているのでしょう。
ENEOSサンフラワーズのここまでの強さには、選手層の厚さが関係しています。
何と言っても、チームのエースで日本代表のエースでもある渡嘉敷来夢を筆頭に、林咲希や宮崎早織などの日本代表メンバーが多く在籍しているのは最大の強みと言えるでしょう。
第2位:富士通レッドウェーブ
Wリーグの人気チーム【2021-2022】第2位は、富士通レッドウェーブです。
- 富士通レッドウェーブのフォロワー数:Twitter1.5万人・Instagram1.3万人(2021年9月18日現在)
富士通レッドウェーブは、1985年に創設された神奈川県川崎市をホームタウンとする女子バスケットボールチームです。
母体企業は富士通で、チーム名の由来は”赤い波が強豪チームを脅かす存在となるように”との思いから命名されました。
富士通レッドウェーブが人気の理由は、町田瑠唯の人気と選手層の厚さ。
富士通レッドウェーブの人気がここまで急上昇したのは、何と言っても東京オリンピックで大活躍した町田瑠唯の人気によるものでしょう。
町田瑠唯の人気はうなぎ上りであり、Instagramフォロワー数は東京オリンピック前は3万人ほどだったものの、2021年9月現在18.5万人まで増えています。
東京オリンピックで大活躍した町田瑠維の人気が急上昇していることから、チームとしての人気も押し上げています。
また、富士通レッドウェーブも町田瑠唯やオコエ桃仁花、3X3の篠崎澪などの日本代表メンバーが在籍しており、選手層の厚さもチームの人気に繋がっていると言えるでしょう。
第3位:トヨタ自動車アンテロープス
Wリーグの人気チーム【2021-2022】第3位は、トヨタ自動車アンテロープスです。
- トヨタ自動車アンテロープスのフォロワー数:Twitter3000人・Instagram1.3万人(2021年9月18日現在)
トヨタ自動車アンテロープスは、1963年に創設された愛知県名古屋市をホームタウンとする女子バスケットボールチームです。
母体企業はトヨタ自動車で、チーム名の由来は美しさ・俊敏さ・しなやかさを持つ”アンテロープ”からであり、変化や革新を続けていくチームの目指す姿を表しています。
トヨタ自動車アンテロープスが人気の理由は、馬瓜姉妹の人気と選手層の厚さ。
馬瓜エブリンと馬瓜ステファニー姉妹は、TVや雑誌などのメディアでの露出も多く、地上波の人気番組に出ることも多いことからバスケットボールファン以外からも多くの人気を集めています。
こうした馬瓜姉妹の知名度の高さ こそ、チームの人気へと直結しているのでしょう。
中でも、馬瓜エブリンは個人のYouTubeチャンネルを開設したり、自身でCircle Of Life株式会社を立ち上げて個人に対するコーチングなども行っています。
現役の人気選手から直接コーチングしてもらえるなんて、とても素敵なサービスですよね!
馬瓜エブリンのコーチングについては、こちらをご確認ください。
さらに、トヨタ自動車アンテロープスは現在日本代表メンバーが最も多く在籍しているチームでもあります。
馬瓜エブリン、長岡萌映子、三好南穂、山本麻衣、馬瓜ステファニー(3X3)という東京オリンピックの日本代表メンバーから、過去の日本代表メンバーの栗原三佳や永田萌絵(3X3)も在籍しています。
ここまで日本代表メンバーが揃っているとなれば、代表戦で興味を持った方からの人気が高まるのも納得できますよね!
第4位:東京羽田ヴィッキーズ
Wリーグの人気チーム【2021-2022】第4位は、東京羽田ヴィッキーズです。
- 東京羽田ヴィッキーズのフォロワー数:Twitter6000人・Instagram5000人(2021年9月18日現在)
東京羽田ヴィッキーズは、1971年に創設された東京都大田区をホームタウンとする女子バスケットボールチームです。
母体企業は一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブで、東京都で唯一のWリーグ所属プロバスケットボールクラブでもあります。
チーム名の由来は大田区のシンボルで東京の玄関口である”羽田”と、ヴィッキーズはVictorius(勝利)、Intensity(激しさ)、Courage(勇気)、Knowledge(知恵)、Integrity(誠実さ)、Energy(活動力)、Strength(力強さ)のそれぞれの頭文字から取った造語です。
東京羽田ヴィッキーズが人気の理由は、地元での人気と本橋菜子の人気。
東京羽田ヴィッキーズは、地域密着型のプロチームとして地域活動やバスケットボールアカデミーなどを積極的に行っています。
チームの活動方針にも、学校授業や地域イベントなどの地域活動やメディア露出を活用した地域の活性化などを掲げているだけあって、地元大田区での人気が高いようです。
さらには、バスケット界の発展に寄与すべく継続型のアカデミーを開校しており、子供たちにバスケットを教えていることもファミリー層からの人気へと繋がっているのでしょう。
また、PG(ポイントガード)の本橋菜子が東京オリンピックで活躍したこともあり、チームの更なる人気へと拍車をかけています。
第5位:デンソーアイリス
Wリーグの人気チーム【2021-2022】第5位は、デンソーアイリスです。
- デンソーアイリスのフォロワー数:Twitter3000人・Instagram3000人(2021年9月18日現在)
デンソーアイリスは、1962年に創設された愛知県刈谷市をホームタウンとする女子バスケットボールチームです。
母体企業はデンソーで、チーム名の由来は刈谷市の花であるカキツバキや、ギリシャ神話の虹の女神”イーリス”から取られました。
デンソーアイリスが人気の理由は、髙田真希と赤穂ひまわりの人気。
髙田真希は日本代表歴がとても長い選手であり、代表戦でも数々の活躍を見せていることから知名度と人気の高い選手です。
しかしそれに加え、東京オリンピックにて髙田真希と共に赤穂ひまわりが大活躍を見せたことで、チームの更なる人気へと繋がったのでしょう。
元々、赤穂ひまわりはバスケ一家で育ち、飛び級でU-18の日本代表に選出されるなど将来を有望視される選手の1人でしたが、代表戦でのプレー時間は決して多くはありませんでした。
しかし東京オリンピックでは、得意の高さやフィジカルの強さを生かしたプレーで大活躍し、スタメンを任されるほどの急成長を見せたのです。
中でも、追い詰められた展開での髙田真希の3ポイントシュートや、どんな相手に対しても物怖じしない赤穂ひまわりの力強いプレースタイルは印象的であり、チームとしての人気にも貢献したのでしょう。
まとめ
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— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) June 21, 2021
さて今回は、女子バスケWリーグの人気チーム(2021年最新版)についてまとめてみました。
Wリーグの人気チームトップ5(2021年最新版)は、以下の通りです。
- 第1位:ENEOSサンフラワーズ
- 第2位:富士通レッドウェーブ
- 第3位:トヨタ自動車アンテロープス
- 第4位:東京羽田ヴィッキーズ
- 第5位:デンソーアイリス
こうして見てみると、ENEOSサンフラワーズやデンソーアイリスのような上位争いチームの人気が高いのはもちろんのこと、東京オリンピックで大活躍した町田瑠唯の人気が所属チームの富士通レッドウェーブの人気にまで直結しているとは驚きました。
今後、ますます注目度が上がるであろう女子バスケから目が離せませんね!