【アナ雪】両親は生きている?死因やなぜ船に乗ったのか徹底解説!

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アレンデール王国の長女で、次期の王女となるエルサには雪や氷を創り出して自在に操る魔法の力を持っています。

エルサの魔法の力を恐れた両親は魔法を封印してエルサを部屋に閉じ込め、いずこへともなく船出をして旅立つのですが、嵐のために船は難破、両親は帰らぬ人となります。

 

『アナと雪の女王』では、両親はなぜ船出をして、一体どこへ行こうとしていたのか、さらに、両親の死因についても、なぜか明らかにしていません。

両親の死因は、本当は生きているのではないか、行き先は、埋葬はしたものの、遺体の確認はなかったのですから、生きているとも考えられます。

 

今回は『アナと雪の女王』の両親にまつわる謎を解説してみようと思います。

 

【アナと雪の女王】両親は生きている?

 

行き先の知れぬまま、アナとエルサの両親は海難事故によって亡くなったことになっていますが、実際には遺体は無く、本当は生きているのではないか、といった憶測が飛び交っています。

遺体が無いのですから、生きていると考えてもいいのですが、嵐の様子からみて、とても助かる望みは無く、亡くなったと考えるのが自然だと思います。

 

しかし、ここで『アナと雪の女王』の共同監督のひとりジェニファー・リーの言葉によれば、同じく監督のクリス・バックの述べた言葉を伝えています。

彼(クリス・バック)は両親が嵐で死んだとは思ってなくて、二人はジャングルに流されたと言っています。

妊娠していた妻(王女)は男の子を産み、後にその子はゴリラに育てられてターザンになったというものです。

 

これはあくまでクリス・バックの空想によるもので、その話が飛躍して、両親は生きている、となったのだと思います。

スカンジナビア半島の沖合で遭難して、漂泊した密林で王者ターザンが誕生するというのは、距離的に考えてみても無理があります。

日本の義経よしつね伝説と同じく、源義経は奥州の平泉で死んだのではなくて、海を渡って大陸へ逃れ、ジンギスカンになったという話と同じようにロマンはありますが、飛躍した空想だと思います。

 

【アナと雪の女王】両親の死因

 

『アナと雪の女王2』では、アナとエルサは両親の乗っていた船の残骸を発見し、エルサは魔法によって海難事故の現場を目撃することになります。

襲いかかる嵐と荒れ狂う大波、死を覚悟した両親はお互いを抱きしめ合い、波に飲まれようとしています。

 

死因はもちろん溺死ということになりますが、本当に死んだのかとなると、それはこの物語の大きな謎ということになります。

 

【アナと雪の女王】両親はなぜ船に乗った?行き先は?

 

アレンデール王国の王と王妃、つまりアナとエルサの両親は娘たちを残して船出をします。

どうしても行くの? と不安そうにたずねるエルサに、すぐに帰ってくるから、と言い残して両親は出発するのですが、船は嵐に遭遇、両親は帰らぬ人となってしまいます。

『アナと雪の女王』では王と王妃の船出について一切の説明が無く、一体どこへ向かったのか、謎を呼ぶ展開となっています。

 

まず、ひとつの疑問は、なぜ船に乗ったのか、ということですが、これは両親の向かった目的地までの交通事情によるものと思われます。

『アナと雪の女王』の主な舞台はノルウェーですから、国土面積の大部分をスカンジナビア山脈が占め、平地の少ないことを考えれば海上交通に頼らざるを得ないといえます。

 

そして、ここからが謎の核心となるのですが、では両親の行き先とはどこだったのでしょうか。

この謎については『アナと雪の女王2』で次第に明らかになってくるように、両親はエルサの魔法の力を怖れ、それを制御できる方法を見つけるために旅立ったようです。

“北にあるその川にはすべての記憶があり、求める答はそこにある” エルサとアナは幼いころ、母から不思議な子守唄を聞かされていました。

 

その川とは伝説の川アートハランのことで、『アナと雪の女王2』で両親の難破した船の残骸を発見したエルサたちは、両親の向かった先がアートハランであることを知ります。

 

まとめ

引用 : アナと雪の女王公式サイト

 

【アナ雪】両親は生きている?死因やなぜ船に乗ったのか徹底解説! ということでいろいろみてきましたが、いかがだったでしょうか。

『アナと雪の女王』で明らかにされてこなかった両親の死や、行き先の真相については『アナと雪の女王2』で次第に明らかにされてゆき、謎を含んだ物語は壮大な叙事詩へと展開されていきます。

 

ファンタジーの世界でありながら、北欧ノルウェーの魅力もタップリと盛り込み、ミュージカルとしても『Let It Go』などの素晴らしい歌曲を生んだ『アナと雪の女王』。

その魅力は続編の『アナと雪の女王2』にも受け継がれていますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

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