R-1グランプリの優勝者はなぜ売れない?3つの理由を考察!

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ピン芸人のお笑いの代表的な賞レース、R-1グランプリ。

ピンであれば、漫談、一人コント、芸風など問わない自由度の高い大会で、毎年話題になっています。

 

しかし、R-1グランプリの優勝者は、その後売れないといわれています。

今回の記事では、なぜR-1グランプリの優勝者は、なぜその後売れないといわれてしまうのか、理由を検証していきます。

 

R-1グランプリの優勝者はなぜ売れない?3つの理由を考察!

 

R-1グランプリの優勝者は、その後売れないといわれている理由は以下の通りです。

 

  • 理由①元々ローカル局の番組であるため
  • 理由②「ピン」芸というむずかしさ
  • 理由③テレビの露出以外での仕事が多い

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

理由①元々ローカル局の番組であるため

 

R-1グランプリの優勝者が売れないといわれる理由1つ目に、元々ローカル局の番組であるためです。

R-1グランプリという番組は、元々関西テレビ放送(カンテレ)が制作し、第3回からはフジテレビ系全国ネットで放送されているのです。

第7回から第18回はフジテレビとの共同制作になっています。

 

ローカル番組であったことから、初期はセットや進行が、全国規模の番組よりチープ感がありました。

また、番宣もローカルの方が根付いていたのではないでしょうか。

 

近年は、ローカル感からの脱却を目指しているようです。

司会者は人気女優の広瀬アリスさんと、霜降り明星になりました。

霜降り明星はM-1グランプリ優勝者であり、ツッコミの粗品はR-1グランプリの優勝者です。

また、審査員は歴代チャンピオンを登用しており、セットもかなり豪華です。

2021年から大会名がそれまでの「R-1ぐらんぷり」から「R-1グランプリ」とカタカナ表記に変更された点からも、今までのイメージからの脱却を図っているのではないのでしょうか。

 

理由②「ピン」芸というむずかしさ

 

R-1グランプリの優勝者が売れないといわれる理由2つ目に、「ピン」芸というむずかしさがあります。

 

コンビやトリオ芸人は、その人数分、長く注目されるチャンスがあります。

例えば、フットボールアワーを例にすると、M1グランプリでネタを評価される→バラエティで『ボケの岩尾の不細工芸』が注目される→バラエティで『ツッコミの後藤の例えツッコミ』が注目される、といったように、個々の特徴や得意分野を生かして、コンビで長くテレビに出ることができます。

 

また、コンビやトリオの芸人は、片方が滑っても助け舟を出せたり、面白い話を引き出すことができます。

 

一方で、ピン芸人は、注目されてからは自分一人の力で幅広い仕事をこなす必要があり、助け舟を出してくれるようなチーム戦はできないので、ネタで実力があっても、バラエティでは一発屋で終わってしまうことも多いように感じます。

 

それだけピン芸というのは難しいということですね。

 

理由③テレビの露出以外での仕事が多い

 

R-1グランプリの優勝者が売れないといわれる理由3つ目に、テレビの露出以外での仕事が多い点があります。

 

理由②でも記した通り、ピン芸人のバラエティでのキャリアはいばらの道です。

しかし、R-1グランプリで優勝したピン芸人はネタの実力があり、特にインパクトの強いネタをすることが多いです。

そのため、地方を回る営業や、事務所の劇場などに引っ張りだこになっていることも多いのが現実です。

営業や劇場は、事務所などにもよりますが、1回の出演で数万円~数十万円もらえるようなので、世間の反応に反して、売れていると言えます。

 

R-1グランプリの優勝者で売れている芸人も

 

R-1グランプリの優勝者で、現在も売れている芸人さんを3人紹介してください。

 

  • 博多華丸:2006年優勝者
  • ハリウッドザコシショウ:2016年優勝者
  • 野田クリスタル:2020年優勝者

 

それぞれ詳しく紹介していきますね。

 

博多華丸:2006年優勝者

 

2006年優勝者である博多華丸大吉のボケ、華丸は、ジョンカビラの物まねを披露し、R-1でブレイクしました。

 

博多 華丸大吉は、福岡では人気のコンビでしたが、全国区で売れ始めたのはこの物まねがきっかけであることが大きいです。

今ではNHKで見ない日はなく、夜のバラエティでも人気ですよね。

 

ハリウッドザコシショウ:2016年優勝者

 

2016年優勝者であるハリウッドザコシショウは、唯一無二の芸風で現在も人気で、R-1グランプリの審査員もしています。

『誇張しすぎた物まね』は、誰でも笑ってしまう破壊力がありますよね。

 

現在はバラエティでも活躍していますし、後輩からはネタ指導を頼まれたり信頼されているということです。

 

野田クリスタル:2020年優勝者

 

2020年優勝者の野田クリスタルは、R-1グランプリで自作のプログラミングゲームにツッコむというネタをし、優勝しました。

そのネタにでたゲームはNintendoで本当にゲーム化されました。

彼は、キングオブコント決勝にも進出し、M-1グランプリでも優勝していることもありますが、テレビで見ない日はないかなりの売れっ子ですよね。

 

まとめ

 

R-1グランプリの優勝者は、その後売れないといわれている理由は以下の通りでした!

 

  • 理由①元々ローカル局の番組であるため
  • 理由②「ピン」芸というむずかしさ
  • 理由③テレビの露出以外での仕事が多い

 

しかし、売れている芸人さんも多数いらっしゃいますし、テレビの露出が少なくても営業で活躍されている方もいますね。

これからの彼らの活躍も楽しみです。

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