東京オリンピックの日本代表を決める合宿にて、突如として才能を開花させ、コーチからは「スーパースターになる」と太鼓判を押された赤穂ひまわり。
そんな赤穂ひまわりの成長は留まるところを知らず、気づけばスターターを任されるほどの急成長を見せました。
日本女子バスケの未来の大黒柱として頭角を表し始めた赤穂ひまわりですが、一体どんなプレースタイルなのでしょうか?
赤穂ひまわりの特徴や得意なこと、凄さについて詳しく知りたいですよね。
ということで、今回は赤穂ひまわりのプレースタイルについて、特徴から得意なこと・凄さについても徹底解説していきます!
赤穂ひまわりのプレースタイル!特徴や得意なことに凄さを解説
東京オリンピックで急成長を見せて周囲を驚かせた赤穂ひまわりですが、その凄さは一体どこにあるのでしょうか。
赤穂ひまわりのプレースタイルについて、特徴や得意なこと・凄さを5つにまとめてみました。
- 豪快なドライブ
- ミスマッチを突いたプレー
- 変幻自在なディフェンス
- リバウンド
- 優れたアウトサイドシュート
では、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
1.豪快なドライブ
赤穂ひまわりの凄さといえば、何と言っても豪快なドライブ。
東京オリンピックでも数多くのドライブを決めて得点を量産し、相手ディフェンスを翻弄していたのは記憶に新しいです。
赤穂ひまわりは身長185cmと恵まれた体格でありながらも、小柄な選手にも負けずとも劣らないスピードと豪快さのあるドライブでゴール下に入り込みます。
自分より大きな選手がゴール下に居ても物怖じすることもなく、瞬時に体の向きを変えて対応するなど、どんな場面でも得点に繋げていくことができる勝負強さも特徴的です。
こうして赤穂ひまわりがドライブを決めることで相手ディフェンスはインサイドを警戒するため、手薄になったアウトサイドから3Pシュートを狙うことができるという効果もあります。
実際に東京オリンピックではこのような場面が多く見られ、日本代表は全選手が3Pシュートを狙えるため多くの3Pシュートが決まりました。
2.ミスマッチを突いたプレー
赤穂ひまわりは、相手選手との身長差から生まれる“ミスマッチ”を突いたプレーを新たな武器へと昇華させました。
所属チームのデンソーアイリスでは、SF(スモールフォワード)としての役割を務める赤穂ひまわりですが、日本代表戦ではSG(シューティングガード)としてプレーをしています。
このポジションの変化により、相手選手がスイッチした際にミスマッチが起こることが多く、赤穂ひまわりと相手選手との間に身長差が生まれるのです。
赤穂ひまわりは相手選手の方が大きければドライブで切れ込み、相手選手の方が小さければインサイドのプレーへと繋げることができます。
こうしたミスマッチを突いたプレーに関して赤穂ひまわりは、「ミスマッチを突いたプレーすごく楽しいし、とても有効的だと思う」と手応えを感じているようでした。
これまでとは異なるポジションであるうえ、世界を相手にした日本代表戦という大舞台にも関わらず、新たなプレーをモノにしてしまうとは赤穂ひまわりの凄さが垣間見えますよね!
3.変幻自在なディフェンス
ミスマッチを突いたプレーを得意とする赤穂ひまわりですが、ディフェンスでも起こるミスマッチを変幻自在なディフェンスで対応できるのが特徴的です。
東京オリンピックでも自身よりも小柄な選手を相手にした赤穂ひまわりは、一瞬のスピードで抜かれることがないよう間合いを広げて構えていました。
赤穂ひまわりはリーチが長いため、間合いを広げても相手選手にプレッシャーをかけ続けられるうえ、間合いを広げておくことで急なドライブなどにも対応することができます。
このように赤穂ひまわりは相手選手の方が小柄であれば間合いを取り、相手選手の方が大柄であればタイトにつくなど、即座に相手に合わせた対応をしています。
ミスマッチによって起こる不利的状況にも拘らず、変幻自在なディフェンスで対応できるのは赤穂ひまわりの凄さと言えるでしょう。
4.リバウンド
赤穂ひまわりのプレーの特徴といえば、体を張ったリバウンドも外せません。
東京オリンピックのような世界の選手を相手にすると、身長190cmを優に超える選手がリバウンドの中心を担っています。
そのため、身長185cmの赤穂ひまわりは小柄な方に入ります。
しかし、赤穂ひまわりはそんなハンデを物ともせず、果敢にリバウンドを取り続け、1試合平均7.3本、全体8位という結果を残しました。
この結果を見てもわかるように、赤穂ひまわりは自分よりも大柄な選手が相手でも通用するリバウンド力を持っていると言えるでしょう。
5.優れたアウトサイドシュート
ドライブやリバウンドがずば抜けている赤穂ひまわりですが、実は自身も優れたアウトサイドシューターの1人でもあります。
日本代表戦だと全選手が3Pシュートを打てることから、赤穂ひまわりはインサイドでの役目を果たすことが多く、3Pシュートを決めるシーンはあまり見られません。
そのため3Pシュートのイメージがない赤穂ひまわりですが、元々は3Pシュートを得意とする選手です。
ドライブを警戒した相手ディフェンスの一瞬の隙を見逃さず、素早くアウトサイドシュートを放ちます。
東京オリンピックでも陰ながら3Pシュートを決めていた赤穂ひまわりでしたが、中でも決勝・アメリカ戦の前半を締めくくる3Pシュートは非常に印象的でした。
まとめ
さて、今回は赤穂ひまわりのプレースタイルについて、特徴や得意なことに凄さについて詳しくまとめてみました。
赤穂ひまわりのプレースタイルについて、特徴から得意なことや凄さは、以下の通りです。
- 豪快なドライブ
- ミスマッチを突いたプレー
- 変幻自在なディフェンス
- リバウンド
- 優れたアウトサイドシュート
こうして見てみると、赤穂ひまわりはこれまで経験してきたポジションでの役割を全て武器としており、ポジションの域を超えたオールラウンダーな選手へと成長を遂げたことがわかります。
今後間違いなく日本女子バスケ界を担っていくであろう赤穂ひまわりから目が離せません!