ゴーストバスターズの面白い順番を紹介!個人的一番はあの作品!

ゴーストバスターズの面白い順番を紹介!個人的一番はあの作品!映画
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最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が全米公開3日間で興業収入50億円を超えるなど、1984年の第一作『ゴーストバスターズ』から40年近く経った今もシリーズとして大人気です。

そんなゴーストバスターズシリーズですが、第一作を始め『ゴーストバスターズ2』、『ゴーストバスターズ』(2016年)、そして『ゴーストバスターズ/アフターライフ』と過去4作が公開。

その中でも、観る人によって面白い順番はあると思います。

 

今回は、個人的一番はあの作品!、ということで、あくまでも個人的な見解で、自分が面白いと思う順番を選んでみました。

 

ゴーストバスターズの面白い順番を紹介!個人的一番はあの作品!

 

あくまでも個人的な順位として以下の3作品を挙げたいと思います。

 

  • 第1位:ゴーストバスターズ
  • 第2位:ゴーストバスターズ2
  • 第3位:ゴーストバスターズ/アフターライフ

 

どうしてこの順位なのか、一つずつ見ていきましょう。

 

第1位:ゴーストバスターズ

 

  • 作品名:ゴーストバスターズ
  • 公開年月日:1984年6月8日
  • 1作目

 

ゴーストバスターズ作品のうち、1番面白い作品は『ゴーストバスターズ』です。

『ゴーストバスターズ』が公開された1980年代は、ハリウッドの第二の黄金期と呼んでもいい時代だったように思います。

 

映画産業としてのハリウッドの第一次黄金期は1940年代から1950年代になろうかと思います。

ジェームス・ディーンやマリリン・モンローといったスターの時代、少し衰えたとはいえキングの代名詞を持ったクラーク・ゲーブルも健在でした。

“夢工場”と呼ばれたハリウッドの中で、巨匠や名匠といわれる監督も数多く存在して、不朽の名作や傑作が、それこそたくさん作り出された時代でもありました。

 

その流れを受けたのが60年代。

『ベン・ハー』(1960年)、『大脱走』(1963年)、『ドクトル・ジバゴ』(1965年)を始めとしてスケールの大きな娯楽映画がたくさん作られ、キリが無いほどの優れた映画が作られていきました。

 

かげりが見え始めたのが70年代で、おそらくベトナム戦争の反戦運動の影響によるものでしょう、内省的な映画が多くを占めるようになりました。

もちろん、スピルバーグやジョージ・ルーカスの映画など元気のいいものもありましたが、全体としては沈潜ムードが漂っていました。

しかし80年代に入ると、その反動なのか、シルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーといった肉体派のスターが登場するにつれて、ハリウッド映画は活力を取り戻します。

 

前置きが長くなりましたが、ハリウッドの第二の黄金期と呼べるのが80年代であると思いますし、そんな時代に作られた『ゴーストバスターズ』は80年代のテイストが凝縮ぎょうしゅくされた映画です。

 

とにかく役者が揃いました。

『ブルース・ブラザーズ』(1980年)で軽妙で洒落た味わいを見せたダン・エイクロイド。

『トッツィー』(1982年)ではダスティン・ホフマンの陰にかくれてしまいましたが、トボけた味わいのビル・マーレー、『エイリアン』(1979年)のシガニー・ウィーバー。

 

さらにハロルド・ライミスがからむことによるお笑いトリオのような可笑おかしさと、黒人のアーニー・ハドソンが加わったバランス感覚。

 

コメディセンス抜群のアイヴァン・ライトマンが監督にあたり、単なるコメディに終わることなく、ニューヨークの雰囲気なども織り込みながら丁寧に描いています。

真面目なガッカリ男のリック・モラニスや、イヤな奴を熱演したウィリアム・アザートンなど、脇役もしっかりしていて文句の付けようがありません。

落ちこぼれ博士たちの奮闘記といったストーリーも分かり易くて共感が持てますし、後半に登場するマシュマロマンにしても、バカバカしいながらも不思議と違和感を感じさせません。

 

“SONY”や“MITSUBISHI”といった文字が目に付くのも、日本経済が世界を席巻せっけんしていたころの影響が表れていて、そんなところも時代を反映した面白い映画であると思います。

 

第2位:ゴーストバスターズ2

 

  • 作品名 : ゴーストバスターズ2
  • 公開年月日 : 1989年6月16日
  • 2作目

 

ゴーストバスターズ作品のうち、2番目に面白い作品は『ゴーストバスターズ2』です。

 

一作目が面白い作品であるほど、続編への期待が高まる反面、前作に比べて劣ってしまうのがほとんどです。

『エイリアン2』(1986年)や『ターミネーター2』(1991年)など一部の例外もありましたが、続編となると、前作を超えられないものが多いように思います。

『ゴーストバスターズ2』も例外ではなく、裁判の過程やヴィーゴ大公のよみがえりの背景など、スッキリしないところもありました。

 

しかし、ヴィーゴ大公の魔力によるものか、1912年に北大西洋で沈没したタイタニック号が幽霊を乗せて寄港する場面はスケールの大きなギャグで、かなり面白いシーンになっています。

また、名手マイケル・チャップマンの起用により、街の地下を調べるために車道を掘削する場面など、なんでもないシーンなどにもニューヨークの湿度感を感じさせます。

そして後半の自由の女神。

 

自由の女神が動き出すなどナンセンス極まりない話ですが、前作のマシュマロマン同様、不思議と違和感がなく、自由の女神が夜のニューヨークをのし歩く姿は素晴らしく絵になっています。

続編としては、かなり面白い作品だと思います。

 

第3位:ゴーストバスターズ/アフターライフ

 

  • 作品名 : ゴーストバスターズ/アフターライフ
  • 公開年月日 : 2021年11月19日
  • 4作目

 

ゴーストバスターズ作品のうち、3番目に面白い作品は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』です。

『アドベンチャー・ファミリー』(1975年)を思わせる設定で、特に目新しいストーリーではありませんが、家族の絆を描いた正統派の物語だと思います。

 

ゴーストに立ち向かうのがイゴン・スペングラー博士(ハロルド・ライミス)の孫たちであるため、彼らの力の支えとなるのがイゴンの存在というのも素直な感動を与えます。

『ゴーストバスターズ』、『ゴーストバスターズ2』でダン・エイクロイドと共に脚本も書いたハロルド・ライミスが2014年に死去したことが事実としてあるため、より現実感があります。

ハロルド・ライミスに捧げる物語を、と監督のジェイソン・ライトマンが述べているように、祖父であるハロルド・ライミスの存在の大きさが背景となった感動作だと思います。

 

ビル・マーレーやダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンに加えてシガニー・ウィーバーも第一作からの役柄そのままに登場しているのも嬉しいところです。

 

まとめ

 

ゴーストバスターズの面白い順番を紹介!個人的一番はあの作品! ということで、個人的に選んだ1位から3位までをみてきましたが、いかがだったでしょうか。

 

  • 第1位:ゴーストバスターズ
  • 第2位:ゴーストバスターズ2
  • 第3位:ゴーストバスターズ/アフターライフ

 

好みは人それぞれなので、順位もまた人それぞれに違うと思います。

 

第一作の『ゴーストバスターズ』を1位に挙げたのは、ほとんどナンセンス・コメディと言ってもいいような幽霊退治の話をセンス良く、現実感を散りばめながらまとめ上げたところにあります。

撮影にあたったのが『イージー・ライダー』(1969年)や『ファイブ・イージー・ピーセス』(1970年)などのアメリカン・ニューシネマの傑作を撮ったラズロ・コヴァックス。

ラズロ・コヴァックスが撮影を担当したということだけでも、生半可なコメディにはしないという、『ゴーストバスターズ』に対する意気込みの強さがうかがえます。

 

前作から30年の時を超えた最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』へと続く物語は、これからもさらに続いていくことを期待したいですね。

 

 

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