シンガー・ソングライターの幾田りらと、YOASOBIのikura(いくら)。
この2人の声がそっくりなため、「同一人物なの?」と話題になっているようです。
実は2人は同一人物で、ソロ活動時は「幾田りら」、YOASOBIユニットの時は「ikura(いくら)」という違いがあります。
今回の記事では、幾田りらとikura(いくら)の違いやそれぞれの活動内容について詳しく解説!
ikura(いくら)の名前の由来にも迫っていきますよ!
幾田りらとikura(いくら)は同一人物?
調べたところ、幾田りらとikura(いくら)は同一人物でした。
YOASOBIのメンバーとして名前が広く知れ渡っているikura(いくら)ですが、彼女の本名が幾田りらだそうです。
2人の声や見た目がそっくりなため、ネット上では「同一人物なの?」と困惑の声もありました。
ではなぜ、幾田りらとikura(いくら)は別名で活動しているのでしょうか?
次で、2人の違いについて詳しくみていきましょう!
幾田りらとikura(いくら)の違いは?
幾田りらとikura(いくら)の違いは、ソロ活動時は「幾田りら」、YOASOBIユニットの時は「ikura(いくら)」です。
アーティストとしては、「幾田りら」で先に活動を始めています。
幾田りら時代を知っているファンの中には、YOASOBIのikura(いくら)としてデビューした際に「幾田りらだ!」と驚きが広がったようです。
現在も、幾田りらとYOASOBI・ikura(いくら)の二足のわらじを履いて活動を続けています。
そんな幾田りらとikura(いくら)の活動内容を、詳しくみていきましょう!
幾田りらとしての活動内容
幾田りらとしての活動内容は、「音楽ユニット「ぷらそにか」での活動後、現在はソロで楽曲制作をしている」です。
家族の影響で幼少期から音楽に親しんでいた幾田りらは、シンガー・ソングライターを目指して中学3年生の時からオーディションを受け始めました。
2015年、Sony Musicのオーディション「SINGIN’JAPAN」でファイナリストに選ばれた後、シンガーソングライター育成講座の「the LESSON」を受講。
その後、2017年に、この講座から生まれた音楽セッションユニット「ぷらそにか」に加入しました。
2019年にYOASOBIを結成した際も、並行してぷらそにかの活動を続けています。
2021年8月13日に行われた「ぷらそにカーニバル2021 SUMMER 5th Anniversary Fes.」をもって、幾田りらはぷらそにかを卒業。
本格的にソロのシンガー・ソングライターとしての活動を始めました。
2022年には、milet、Aimerとともに、Vaundyプロデュースのコラボ曲『おもかげ』を発表。
紅白2022にも幾田りらとして初出場をするなど、今後の活躍から目が離せません。
幾田りらのソロ曲やデビュー曲
幾田りらのデビュー・アルバムは、1stデモ・アルバムの『15の想い』です。
幾田りらは、2016年に開催された新人アーティスト養成講座「the LESSON」へ参加後、同年8月26日に1stデモ・アルバム『15の想い』をリリースしています。
その後、音楽セッションユニット「ぷらそにか」に加入していますが、同時にソロのシンガー・ソングライターとしても活動。
2019年に、スキマスイッチの『全力少年』をカバーし、CMソングとして起用されたことで脚光を浴びました。
ソロ曲として最初にリリースしたのは、映画『フェイフェイと月の冒険』日本語版エンド・クレジット・ソングに抜擢された『ロケット・トゥ・ザ・ムーン〜信じた世界へ〜』
さまざまなアーティストの楽曲にも参加しており、2022年は東京スカパラダイスオーケストラの楽曲『Free Free Free』に参加したことでも話題を集めました。
最近では、2022年11月20日にリリースしたソロ曲『JUMP』が、フジテレビ系テレビ番組「FIFAワールドカップ カタール2022」のテーマソングに起用されています。
YOASOBIのikura(いくら)としての活動内容
YOASOBIハマった…
曲調、声めちゃくちゃ好き…#ikura さんの声めっちゃいいやん〜#YOASOBI#ikura(#幾多りら)#Ayase#夜に駆ける pic.twitter.com/PX2jBrDOlH— しゅんた (@s_lemonade113) May 18, 2020
YOASOBIのikura(いくら)としての活動内容は、「小説を音楽にするユニットとして楽曲を発表している」です。
YOASOBIが結成されたのは、2019年10月1日のこと。
その後、結成からわずか1ヶ月で『夜に駆ける』のミュージックビデオを公開し、同年の12月15日には配信リリースという異例の速さでデビューしています。
YOASOBIはもともと、monogatary.comに投稿された小説を音楽にするという企画から誕生したユニットです。
そのため、「小説を音楽にするユニット」というコンセプトで活動をしています。
現在は、monogatary.comに限らず、様々な小説をもとに楽曲を制作しているようです。
YOASOBIのikura(いくら)としてのデビュー曲
小説を何度も読み込んで、楽曲の色味や雰囲気を自分の中で固めていき、そのイメージから音を構築して、そこに小説の内容にリンクするような歌詞をつけるという流れは新しい。海外にはないスタイルだが、今後は同じような音楽が生まれるかも #野口泰弘 #夜に駆ける #YOASOBI #小説 2022/12/19 pic.twitter.com/mMaE3tEeZ8
— 野口泰弘‐Yasuhiro Noguchi- (@yasuhiro_nogu55) December 19, 2022
YOASOBIのikura(いくら)としてのデビュー曲は、『夜に駆ける』です。
『夜に駆ける』は、星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を音楽にするという企画から発表された楽曲。
2019年12月にリリースされたこの曲は、2020年6月に「Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”」で3週連続の総合首位を獲得し、じわじわと人気を広げました。
また、若者人気の高いSNS・TikTokを中心に楽曲がバズり、YOASOBIファンを一気に増やしています。
その後も、2020年にはプロの小説家と初めてコラボした『ハルジオン』、山口つばさの漫画『ブルーピリオド』からのインスパイアされた『群⻘』など、数多くのヒット曲を生み出しました。
最近では、2022年11月9日にアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ『祝福』をリリース。
2022年10月度レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞を受賞しています。
ikura(いくら)の名前の由来は?
ikura(いくら)の名前の由来は、「本名の「幾田りら」からもじっている」です。
ikura(いくら)の本名である「幾田りら」ですが、彼女の母親が、ライラックのフランス語であるlilas(リラ)から名付けたそう。
ライラックは5月の誕生花ですが、幾田りらは9月生まれとのこと。
誕生花とは関係なく、ライラックの名を冠したそうですよ。
そして、ikura(いくら)という芸名は、本名の「幾田りら」からもじったそうです。
「いくたりら」からの「いく・ら」でikura(いくら)ということですね。
まとめ
幾田りらちゃん!!!
22歳のお誕生日おめでとうございます!!!今年はロッキンで念願のikuraちゃんの生歌を聴くことができました!来年もツアーやフェスなどでりらちゃんとお会いしたいです!SSWの幾田りらもYOASOBIのikuraもこれからもずっと応援し続けます!#幾田りら爆誕祭2022 pic.twitter.com/GX5rIbjGpH— KAITO (@MOTO_YUMEJIN) September 24, 2022
以上、今回は、「幾田りらとikura(いくら)は同一人物?違いについて詳しく解説!」というテーマでまとめてみました。
最後にもう一度、この記事で紹介した内容をおさらいしましょう!
まず、幾田りらとikura(いくら)は同一人物ということをお伝えしました。
幾田りらとikura(いくら)の違いは、ソロ活動時は「幾田りら」、YOASOBIユニットの時は「ikura(いくら)」です。
幾田りらとikura(いくら)の活動内容をまとめると下記のとおりになります。
- 幾田りらとしては、「音楽ユニット「ぷらそにか」での活動後、現在はソロで楽曲制作をしている」
- 幾田りらのデビュー・アルバムは、『15の想い』
- YOASOBIのikura(いくら)としては、「小説を音楽にするユニットとして楽曲を発表している」
- YOASOBIのikura(いくら)としてのデビュー曲は、『夜に駆ける』
そして、ikura(いくら)の名前の由来は、「本名の「幾田りら」からもじっている」でした。
現在も、幾田りらとYOASOBI・ikura(いくら)という2つの顔でアーティスト活動を続けています。
そんな幾田りらとYOASOBI・ikura(いくら)の活躍を、これからも応援したいですね!