2018年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
この映画は、公開当時社会現象とも言えるほどの話題を呼んだ大ヒット映画ですが、まだ視聴していない、という方も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが、吹き替えと字幕、どっちのが良いかというところ、海外の映画に関しては特に重要なポイントですよね。
そこで今回は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、吹き替えと字幕、どっちの方が良いか紹介していきたいと思います!
ボヘミアンラプソディは吹き替えと字幕のどっちがおすすめ?
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皆さん、「#スタンドバイミー」は楽しまれましたか❓
さて、来週6月4日の「#金曜ロードショー」は、社会現象化するほどの大ヒットを記録した「#ボヘミアンラプソディ」を本編ノーカットで、地上波初放送です🕺
映画評は👉https://t.co/9YczHfj82B#映画comALLTIMEBEST1200 pic.twitter.com/VuGwwKn3wz
— 映画.com (@eigacom) May 28, 2021
あくまで個人的なものですが、映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、字幕での視聴をおすすめします!
もちろん、吹き替え版の良さに関する声も多くありますが、今回は以下の点から、字幕版をおすすめしました。
字幕版、おすすめポイントはこちらです!
- 理由①:ライブ、歌唱シーンへの入りが滑らか
- 理由②:登場人物たちのキャラクターをより深く理解できる
- 理由③:劇場公開は、字幕版のみ
それぞれ詳しく紹介します。
理由①:ライブ、歌唱シーンへの入りがなめらか
ボヘミアン・ラプソディのクライマックスのライヴ・エイドのシーン
長年のガチのファンからしたらキレられそうだが、このシーン見た時
『俺は昔からQueenのファンでこのライブに参加していた!?』
みたいな存在しない記憶が溢れ出すほど強烈なシーン
#神様が宿っていると思った映画のシーン pic.twitter.com/NG2GPiiebZ— 尽敵螫殺☆きびロウ丸 (@Kibi_BlackS1) May 28, 2021
まず、字幕版をおすすめする1つ目の理由は、ライブ・歌唱シーンへの入りがよりなめらかな事にあります。
この映画は、”Queen”のボーカル、フレディマーキュリーの人生を音楽活動を中心として描いた作品ですので、劇中ライブや歌唱シーンが多く登場します。
そしてそのシーンの大半はおそらく、”Queen”実際の音源が使用されていて、非常に臨場感溢れるものばかりです。
そこで私個人としては、その臨場感をよりリアルに体感するためには、字幕版での視聴の方がより適しているのではないかと感じます。
吹き替え版で視聴した場合、日本語で話していたのが急に英語で歌い出した、という風になるとやはりどうしても、世界観が崩れ、リアリティも損なわれてしまうのではないでしょうか?
『ボヘミアンラプソディ』から、ミュージシャンとしてのフレディを体感するのには、やはり字幕版での視聴が適しているのではないでしょうか?
理由②:キャラクターをより深く理解できる
ボヘミアン・ラプソディ、終劇でラミ・マレックのフレディ役ハマり役やったわーって思わせてからのエンドロールでフレディ全盛期凄まじ過ぎるマジ圧巻 ってなる pic.twitter.com/OMpI2Jq86F
— ふうりん (@furiguri) May 28, 2021
字幕版をおすすめする2つ目の理由は、セリフやその口調などは、登場人物たちのキャラクターをより深く理解できるポイントでもあるからです。
この映画は、基本的に伝記映画ですので、登場人物たちのキャラクター性も忠実に再現されています。
そんな映画を見る中で、私は日頃から、個人の話す言語はその当人のルーツやパーソナルを強く反映しているものだと感じています。
作中言葉の部分でも忠実な再現が行われているのならば、なるべくそのまま受け取りたいと感じているので、やはり字幕版での視聴をおすすめします。
実際に、これは一例ですが、作中フレディが”Queen”のメンバーに「ダーリン」と呼びかけていることからはメンバー間の関係性も実感でき、口調からは彼の内面にある、“ゲイである”という重要なパーソナルが読み取れるように感じます。
また、作品を作る上で俳優陣もセリフには大きなこだわりがあるようでした。
この作品でロジャーを演じたベン・ハーディは、共演したマイク・マイヤーズについて「セットの中でも外でも、常にイギリス北部訛りのままで、きっと家でもそうだったと思う。」と語っています。
セリフの訛りというのも、キャラクターのルーツが込められている、非常に重要なポイントですよね。
それを、俳優さんがしっかりと理解し習得し、役になりきった時間を過ごしていたというのであれば、やはりそれを字幕版で実際に聞いて、感じてみるべきなのではないでしょうか?
理由③:劇場公開は、字幕版のみ
『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映が真っ先に浮かんできた
劇場で皆と一緒に「We Will Rock You」や「I Was Born To Love You」を熱唱できたのは今でも良い思い出🎤
そして隣の席に座ってた白のタンクトップを着たガチ勢のおっちゃんが未だに忘れられない👨🏻 pic.twitter.com/PduVzhaggm
— Mr.T🍺🎬酒と映画に溺れる日々 (@Taylor143always) May 27, 2021
字幕版をおすすめする3つ目のポイントは、『ボヘミアン・ラプソディ』の劇場公開は字幕版のみだったことにあります。
みなさんご存知の通り、海外映画は多くの場合、吹き替えと字幕版両方が上映されますが、『ボヘミアン・ラプソディ』の劇場公開は、字幕版のみだったようです。
これはいわば、作品に携わった方々は、字幕での視聴を願っている、ということなのではないでしょうか?
その真意は読みきれないので、あくまで私個人の予想となりますが、やはりこれには、よりオリジナルに近い状態で”Queen”やライブ、フレディの生き様を作品を通し、大画面で体感してほしい、という制作陣の意図が感じられます。
海外映画は、字幕と吹き替えではかなり雰囲気が異なるものが多い中、意図的にオリジナルに近い字幕版のみが日本で公開されたとするならば、やはりそれは一度字幕版で視聴し、作品を受け取る必要があるのではないでしょうか?
吹き替えor字幕がおすすめな人
ボヘミアン・ラプソディ 日本語吹き替え
フレディ:櫻井トオル
ブライアン:北田理道
ロジャー:野島裕史
ジョン:飯島肇
ついに解禁👍 ボラプに関しては字幕が至高だけど吹替えも楽しみ🎶
メアリーなど他キャストの吹替えキャストも気になる🎶
レイは山寺さんなのかな〜?笑#ボヘミアン・ラプソディ pic.twitter.com/XacXHgUTUF— 吉田倫太郎 (@Trumpers_J) February 4, 2019
上記では、字幕版での視聴をおすすめしましたが、やはり吹き替え版を好む方も多くいるようです。
ボヘミアン ラプソディ吹き替え版視聴しました。字幕の方がもちろんいいんですが、字幕では表現しきれないところが補われてるので僕含めて英語で理解できない人には内容を補完する意味でみる価値はあると思います。公開版と違うかどうかはよくわかりません(´∀`)
— 芸者boy (@qcollectorslife) February 4, 2019
まず、吹き替え版の良い点としては、より細かいところまで内容を把握できることです。
映画の字幕は、カットの長さによって細かく規定された文字数の中で表記をしなければならないため、簡単にまとめられがちですが、吹き替えの場合はより細部までセリフを把握できるため、より内容を深く理解することができますよね。
ボヘミアンラプソディ吹き替え版のメモ。個人的解釈ですの一文を入れ忘れた。あと手書き文字がほんときたないので注意。 pic.twitter.com/K259aDmxzV
— cmykbon (@cmykbon) April 15, 2019
また、吹き替えによって、セリフがどれくらいのテンションやニュアンス、軽さで発せられているのかも、分かりやすくなるのではないでしょうか?
これによって、”Queen”メンバーやバンドスタッフの関係性も、より感じ取りやすくなりそうです。
やはり一度は、吹き替え版での視聴もするべきかもしれません!
まとめ
ギリシャ悲劇の悲哀、シェイクスピアの機知、音楽劇のあふれんばかりの喜び。
体験する音楽だ、ただのレコードでは…。
聴いた人は誰もが思うんだ。
これは自分の物だと。
俺たちは境界を越え、皆に語りかける──
未知なる言葉で。
(ボヘミアン・ラプソディ) pic.twitter.com/bFHYLGR9kj— 洋画台詞&シーンbotアペンド (@yougaserifubot2) May 21, 2021
以上、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の視聴について、字幕と吹き替えどっちの方が良いのか、紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
私個人としてはやはり、字幕での視聴をおすすめします。
その主な理由はこちらでした。
- ライブ、歌唱シーンへの入りが滑らか
- 登場人物たちのキャラクターをより深く理解できる
- 劇場公開は、字幕版のみ
とはいえ『ボヘミアン・ラプソディ』は素晴らしい映画ですので、どちらの視聴でも楽しめること間違いなしです!
金曜ロードショーで字幕で楽しみ、サブスクやレンタルで吹き替えを楽しむのもいいかもしれませんね!