今やNBAで大活躍中の八村塁選手ですが、大学に進学すると同時にアメリカへ渡りました。
入学したのが”ゴンザカ大学”です。
そこで気になるのが大学時代の成績ですよね。
大学から活躍していたのでしょうか?
今回は「八村塁の大学時代の成績は?NBAデビューまでの道のり!」と題してまとめていきます。
八村塁の大学時代の成績は?
Welcome Back, D.C. 今日から八村塁選手、復帰です。 pic.twitter.com/D6CWCnk1O2
— daisuke sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) April 26, 2021
八村塁の大学時代の成績はどうだったのでしょうか?
驚くほど上手いおじさんである、ジョン・ストックトンから教わった結果を見ていきましょう!
>>八村塁はジョンストックトンから指導を受けていたのは本当?
ゴンザガ大学1年生
U-17世界選手権での活躍や、ジョーダン・ブランド・クラシックでのプレイを高く評価された八村塁は、アリゾナ大学、アイオワ州立大学、ルイジアナ州立大学など、NCAA D1の複数の大学から勧誘を受けました。
アリゾナ大学と悩んだものの、最終的にはゴンザガ大学の選手やスタッフ、海外出身プレイヤーの活躍からゴンザガ大学を選びました。
ゴンザガ大学1年生となった八村塁は、アメリカの学生生活や英語でのコミュニケーション能力を考慮して、レッドシャツにするという選択肢もありましたが、選手登録を選択します。
八村塁はその当時のインタビューにて、「1年間ずっとベンチに座っているよりは、試合に出れなくても気持ちの準備だけでもしたい。」と語りました。
実際に1年生で試合に出れたのはほんのわずかの時間でしたが、豪快なダンクやブロックなど、潜在能力の高さを存分に見せつけます。
八村塁の大学1年目は、1試合平均4.6分の出場で2.6得点、1.4リバウンドを記録しました。
U-19世界選手権
八村塁は大学1年生のオフシーズンに当たる2017年7月、日本代表として『U-19世界選手権』に出場します。
チームの大黒柱として日本代表を支えた八村塁は、過去最高成績となるトップ10へと導きます。
個人成績でも平均20.6得点(大会2位)を挙げ、U-17世界選手権に続いて同世代での実力は、世界トップクラスにあることを示しました。
U-19世界選手権での八村塁の成績は以下の通り。
- 得点:20.6(大会2位)
- リバウンド:11(3位)
- ブロック:1.4(5位タイ)
- FG:48%(10位)
- FT:75.5%(6位)
こうして見てみると、いかに八村塁が大黒柱としてチームを引っ張り、自らも活躍したかがわかりますね。
ゴンザガ大学2年生
大学2年生となった八村塁は、チームでより重要な役割を任されるように。
スターターの2試合を含む37試合に出場し、平均20.6分の出場で11.6得点、4.7リバウンドを記録します。
NCAAトーナメントでは、2回戦のオハイオ州立大学との試合でベンチスタートながらも、25得点、4ブロックの活躍にてチームを勝利に導きます。
続く3回戦のフロリダ州立大学との試合では、キリアン・ティリーの怪我によりスターターとして起用され、16得点、9リバウンド、2ブロックを記録しました。
ところが、相手選手の高さを生かしたブロックに苦戦したゴンザガ大学は惜しくも敗れ、2年連続のエリート8(ベスト8)進出にはなりませんでした。
●ゴンザガ大学60-75フロリダ州立大学〇
ゴンザガ大学3年生
I’m a Wizard now!! #DCFamily pic.twitter.com/C4TsYQKDR7
— Rui “Louis” Hachimura 八村 塁 (@rui_8mura) June 21, 2019
大学3年生になった八村塁は、エースとしてチームを牽引するようになります。
2018年11月に行われたマウイ・インビテーショナルでは、ザイオン・ウィリアムソン(ドラフ全体ト1位)、RJ・バレット(ドラフト全体3位)、キャメロン・レディッシュ(ドラフト全体10位)ら率いるデューク大学を打ち破りました。
そして八村塁は、大会MVPに選ばれます。
その後のNCAAトーナメントでは、優勝候補として期待されたゴンザガ大学。
エリート8(ベスト8)でのテキサス工科大学との試合で、八村塁は22得点、6リバウンドという活躍を収めるも一歩及ばず、テキサス工科大学に敗れ幕を閉じました。
●ゴンザガ大学69-75テキサス工科大学〇
悔しい思いをした八村塁でしたが、シーズンを通しての活躍が認められ、大学ナンバー1のスモールフォワードに送られるジュリアス・アービング賞を受賞します。
2019年4月16日に八村塁は、NBAドラフトへのアーリーエントリーを表明しました。
アーリーエントリーとは
通常ならば、有望選手は成長が見込まれ評価の上がる下級生のうちにエントリーすることが多く、八村塁のように3年生を終えてエントリーするのは遅いとされているのです。
例えば、八村塁と同じくNBAドラフト2019で全体1位指名を受けたザイオン・ウィリアムソン(デューク大学)は、1年生を終えてエントリーしました。
しかし、英語も話せないまま渡米した八村塁にとって、ゴンザガ大学での3年間は必要な時間だったと語りました。
八村塁はこの3年間でバスケのトレーニングのほかに、ESL(English as a second language)で英語を学び、宿題や家庭教師との勉強のすべてをこなしてみせたのです。
いかに八村塁が、たゆまぬ努力をしてNBAへの切符を掴み取ったかがわかりますね!
まとめ
なっちょに八村塁を教えてあげたい
てかもう知ってるかな pic.twitter.com/QzePkF7DFr— 💎SHARON😆 (@I_m_SHARON) April 20, 2021
今回は「八村塁の大学時代の成績は?NBAデビューまでの道のり!」と題してまとめましたが、いかがだったでしょうか?
ゴンザガ大学での3年間で完璧に英語を習得し、ベンチスタートだった彼がいつしかチームを引っ張るエースにまで上り詰めました。
強豪校でのエースになるだけでもとてつもない努力が必須なはずなのに、そのうえで全く話せなかった英語をネイティブレベルまで習得してしまうとは、八村塁の見えない努力が感じられます。
今後のさらなる飛躍に期待しましょう!