ホームアローンの家族構成について!何人家族なのか詳しく紹介!

ホームアローンは何人家族?家族構成を詳しくご紹介!ホームアローン
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孤軍奮闘する8歳の少年の姿をコメディタッチで描いた大ヒット映画『ホームアローン』(1990年)なのですが、一軒の家におびただしい数の家族が入り乱れています。

いったい何人家族なのか、一度見ただけでは家族構成なども判然としません。

主人公ケヴィンの実際のきょうだいは誰なのか、伯父やいとこなども同居しているため、その家族構成がハッキリしません。

 

そこで今回は『ホームアローン』の家族構成や、そもそも何人家族なのかというモヤモヤした疑問を取り上げて紹介したいと思います。

 

ホームアローンの家族構成について!何人家族なのか詳しく紹介!

 

大ヒットコメディ映画『ホームアローン』。

とにかく家族が多いですよね。

伯父やいとこを含めた家族の一覧を紹介してみたいと思います。

 

■ケヴィンの家族(マカリスター3兄弟の三男

  • 父:ピーター・マカリスター
  • 母:ケイト・マカリスター
  • 長男 :バズ・マカリスター
  • 次男 :ジェフ・マカリスター
  • 三男 :ケヴィン・マカリスター
  • 長女 :リニー・マカリスター
  • 次女 : ミーガン・マカリスター

 

■ケヴィンの従兄弟家族(マカリスター3兄弟の次男

 

  • 伯父(ピーターの実兄でマカリスター家の次男) : ボブ・マカリスター
  • 叔母(ボブの妻) :ジョーゼット・マカリスター
  • ボブ家の長男:ステファン・マカリスター
  • ボブ家の次女の双子:名前なし
    →この5人はパリにいる
  • ボブ家の長女:ヘザー・マカリスター
    →ボブ家で唯一ケヴィン家と同席

 

■ケヴィンの従兄弟家族(マカリスター3兄弟の長男

 

  • 伯父(ピーターの実兄でマカリスター家の長男) : フランク・マカリスター
  • 叔母(フランクの妻) : レスリー・マカリスター
  • フランク家の長男 : ロッド・マカリスター
  • フランク家の次男 : フラー・マカリスター
  • フランク家の長女 : トレイシー・マカリスター
  • フランク家の次女 : ソンドラ・マカリスター
  • フランク家の三女 : ブルック・マカリスター

 

主人公ケヴィンの父ピーターはマカリスター家の三男で7人家族、そこへ次男ボブの娘と、長男であるフランクの家族が7人でやってきているのですから大変な人数です。

つまり、ケヴィンの家にいた人数は15人ということになりますね。

 

それにしても、これだけの大家族を収容できるおうちというのも大したもの。

 

続いてケヴィン家について詳しく解説していきます。

 

父:ピーター・マカリスター

 

存在感がありそうで無さそうな、無さそうでありそうな、不思議なお父さんのピーター・マカリスター。

職業はあきらかにされていませんので、いったい何をしている人なのかは判りませんが、これだけの大きな屋敷に住めるのですから、お医者さんか弁護士か、社会的地位のある職業なのでしょう。

優しそうで包容力もあり、長男のバズからも、パパ、なんて言われて肩を抱かれたりしていますから、子どもたちとも仲のいい、物わかりのよさそうな、理想的なお父さんといえそうです。

 

演じたのは『キャット・ピープル』(1982年)で注目されたジョン・ハード。

黒豹に変身するヒロイン(ナスターシャ・キンスキー)を静かに見守る恋人役は、とても好印象があって、それがそのままかどが取れて『ホームアローン』のパパになった感じですね。

 

母:ケイト・マカリスター

 

屋根裏部屋に閉じ込めたケヴィンの存在をすっかり忘れてフランス旅行に出かけてしまう慌て者。

しかし間違いに気づき、自宅へ戻るための飛行機のチケットが確保できない中で、座席を譲ってもらおうと声を詰まらせて老婦人に頼む姿は、母親としての愛情を感じさせます。

 

長男 : バズ・マカリスター

 

体格がいいのでスポーツ好きな印象がありますが、性格はいたって意地悪な長男のバズ。

タランチュラを飼っていたり、『PLAYBOY』を隠し持っていたり(年ごろの少年ですから普通ともいえますが)、近所のマーリー老人を殺人鬼に仕立て上げたりと、歓迎できない性格のバズ。

 

そもそもケヴィンが家にひとりで取り残されることになったのは、バズがケヴィンのピザを横取りしてしまったためのケンカが原因でした。

長男はきょうだいのまとめ役にならないといけないのに、自分の立場を放棄してしまったようなバズ。

しかしラストでは、ひとり取り残されたケヴィンに対して「留守番ご苦労さん」と言っていますから、ケヴィンの強さを認めるアニキとしての懐の深さも持ち合わせています。

 

次男 : ジェフ・マカリスター

 

繊細でおとなしそうにしていながら、バズと同じくケヴィンを阻害してしまう次男のジェフ。

あまり目立たない存在で、ケヴィンを阻害するのはバズの影響によるものかと思います。

兄貴の影響が大きいと引きずられてしまいますからね。

 

三男 : ケヴィン・マカリスター

 

きょうだいからのけ者にされている末っ子。

こんな家族消えてしまえばいい、と言いながら、願いがかなってひとりになってみると、やっぱりさみしくなってしまう甘えん坊。

それでも空き巣狙いの泥棒たちにも恐れることなく、機転をかせて撃退してしまう勇気の持ち主。

 

主演のマコーレー・カルキンは、翌年の『マイ・ガール」で少女との幼い恋に揺れる爽やかな演技を披露して、『ホームアローン』のケヴィンとは違う魅力を見せてくれました。

ただ、その後は両親の金銭的な問題などでアルコールやドラッグの影響が取りざたされ、ボロボロになった姿が週刊誌などで取り上げられていました。

大きな可能性を持ったスターだけに、今後の活躍を期待したいものです。

 

長女 : リニー・マカリスター

 

長女は弟にやさしいだろうと思うのですが、長男のバズと同じく、ケヴィンをバカにしている長女のリニー。

フランス語で“おバカさん”などとケヴィンをからかっていますが、フランスへ到着した際にはケヴィンを心配しています。

 

次女 : ミーガン・マカリスター

 

同じく、ケヴィンをからかっていじめている次女のミーガン。

でもケヴィンが取り残されていることを知り、心配するやさしい一面をのぞかせます。

 

演じたヒラリー・ウルフは柔道の選手でもあり、1996年のアトランタ・オリンピックや2000年のシドニー・オリンピックにも出場を果たしています。

 

まとめ

 

8歳の少年が空き巣狙いの二人組を撃退するシーンが大きく取り上げられているため、その痛快さが話題となりましたが、ここでのテーマは“家族”。

本来は7人家族で、一時的に15人の大家族となってしまったことにウンザリして、家族なんか消えてしまえ、と願う少年ケヴィンを主人公にしたお話で、その願いが実際にかなってしまう。

太宰治なども旧家の大家族で、自身も末っ子で“オズカス”などと呼ばれてのけ者にされた経験から、家族はいらない、と広言していましたから、のけ者は末っ子の宿命のようなものでしょうか。

 

『ホームアローン』にはマカリスター家の話とは別に、二つの話が並行して進みます。

ひとつは、飛行機のチケットが手に入らない母のケイトに手を差し伸べるポルカのバンドマンたち。

ドサまわりの彼らは家族のもとへ帰ることは少なく、産まれた子どもの顔を見ていないという人もいて、明るい曲調のポルカを演奏する彼らの表情との対照が哀感を誘います。

 

もうひとつは、バズから殺人鬼呼ばわりされているマーリー老人は、本来は心優しい人で、息子との確執かくしつに心を痛めています。

ラストでは、ケヴィンの忠告を受け入れたマーリー老人と息子との和解がなったのか、孫娘を抱きしめるマーリー老人の姿がありました。

 

マカリスター家のみんなも、ひとり取り残されたケヴィンが心配で、パリ旅行はそっちのけで、ケイトの後を追って自宅に戻ってくるあたりは家族の絆の強さを見せてくれました。

普段は悪口を言い合い、口喧嘩が絶えないようにしていても、本当はみんなはオマエのことが心配なんだ、とさわやかな感動を呼ぶクリス・コロンバス監督による秀作です。

 

 

他にもホームアローンについてまとめています。

>>ホームアローンの裏話やトリビア10選!タランチュラは本物!?

>>ホームアローンの伝えたいことを考察!作品の意図や意味を解説!

>>ホームアローンに似た映画はある?似てる作品5選を詳しくご紹介!

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