お笑い好きであれば必ず視聴するであろう賞レース、M1グランプリ。
優勝コンビは一夜にしてスターになるという権威のある大会で、レベルが高い年であれば優勝を逃しても注目され、バラエティに引っ張りだこになります。
今回は過去のM1グランプリを振り返り、もう一度見たい、レベルが高い年を独断と偏見でランキングにします!
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M1グランプリでレベルの高い年ベスト5!
過去のM1グランプリで、レベルの高い年ベスト5は下記です!
- 1位:2019年
- 2位:2007年
- 3位:2005年
- 4位:2004年
- 5位:2010年
それぞれ詳しく紹介していきます。
1位:2019年
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M-1グランプリ2019🏆
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最終決戦3組の漫才と優勝者決定の瞬間を、VR配信プラットフォーム #XRstadium にて2019年12月25日(水)より配信いたします。#ミルクボーイ 優勝の瞬間をVRでお楽しみください👑
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M1グランプリでレベルの高い年1位は、2019年です。
優勝コンビは、ミルクボーイ。
ミルクボーイは当時無名で、地元のお祭りや小学校のけん玉大会のにぎやかしとして出演したりと、小さな営業で何とか生計を立てていました。
そんな「この人たち誰?」状態から始まった決勝ネタですが、「会場が揺れた」と言われるほどの爆笑を生んだのです。
また、2019年は、2位のかまいたち、3位のぺこぱ、和牛、見取り図、ニューヨーク、マヂカルラブリー等、今や有名な人気コンビが軒並み登場。
ミルクボーイは彼ら独自の定型漫才、かまいたちはしゃべくり漫才、ぺこぱは傷付けない漫才と、スタイルの違う漫才を楽しめるところも見どころです。
審査員を務めたオール巨人師匠は「誰が獲っても良かった。最高の戦いでした」、松本人志は「過去最高と言ってもいいんじゃないですかね。数年前やったら誰が出ても優勝してたんじゃないかなというくらいレベルが高かった。」とコメントを残し、審査員からも絶賛されています。
この年から近年のお笑いブームは始まったと私は思います。
ミルクボーイは、現在も地元大阪に恩返しをしたい、という思いから、東京進出はせず、大阪で活躍しています。
>>M1グランプリで一番面白い年は2019年!神回と言われる理由を解説!
2位:2007年
サンドウィッチマン優勝シーン#プロフェッショナル #サンドウィッチマン pic.twitter.com/X9V99KUAQV
— shiohida (@shiohida) June 22, 2021
M1グランプリでレベルの高い年2位は、2007年です。
優勝コンビは、今や老若男女から幅広い支持を集める人気芸人、サンドウィッチマン。
当時は無名コンビで、当日、寒空の大井競馬場での敗者復活戦から勝ち上がって駒を進めました。
決勝会場では彼らのコワモテな風貌も相まって、完全アウェー状態でネタを始めましたが、その面白さは誰もが納得するものでした。
敗者復活からの優勝は当時大会初で、M-1史上最大の逆転劇となったのです。
サンドウィッチマンはその後も地元の東北の震災復興に尽力したり、彼らの人柄も含めて支持されています。
2007年は2位トータルテンボス、3位キングコングで、漫才中にコントインする『コント漫才』を得意とするコンビが上位に食い込んでいました。
トータルテンボスやキングコングもボケ数がかなり多く、スピード感のある漫才で、非常に熱い戦いになったのが印象深いです。
その他には、ハリセンボン、笑い飯、千鳥等、今もバラエティで活躍するコンビが決勝に出場しており、そこも含めて歴史的な大会になったと断言できるでしょう。
3位:2005年
M-1のポスターが大江戸線の六本木駅に貼られています。かっこいい!
10年前に『splash!!』で撮ったブラックマヨネーズの写真を使ってもらいました。懐かしいな。遠藤さんも水島さんも元気かな。#ブラックマヨネーズ #ブラマヨ #m1 pic.twitter.com/fPVFlfAAPW— 前康輔📸 (@KosukeMae) December 18, 2019
M1グランプリでレベルの高い年3位は、2005年です。
優勝コンビは、ブラックマヨネーズ。
当時の審査員長だった島田紳助に「時間の使い方が抜群、完璧やった」と絶賛されています。
自身も連続でM1グランプリ決勝に挑み、分析書籍も出版しているナイツの塙は、「この優勝が完璧すぎて、2006年から2010年までの大会は“ブラマヨの呪縛”があった」とコメントしているほど、越えられないほどの壁になったようです。
決勝進出コンビは、笑い飯、麒麟、チュートリアル等。
大阪のコンビが多く、浪花の漫才を堪能したい方にもおすすめの年です。
4位:2004年
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M1グランプリでレベルの高い年4位は、2004年です。
優勝コンビは、アンタッチャブル。
当時10年目でラストイヤーだった点も感動的です。
また、それまでは関西のコンビの上方漫才が評価されている印象でしたが、標準語漫才でも優勝できることを示し、漫才師に希望と未来を与えた存在と言っても過言ではありません。
南海キャンディーズや麒麟など、決勝のどのコンビも面白く、場が失速することがなかったです。
島田紳助は暴行事件で謹慎中のため審査員を見送り、松本人志も先輩である島田紳助に配慮し審査員を務めなかった回としても歴史に残ります。
二人がいないM1を任された審査員、スタッフはかなりプレッシャーだったように思いますが、逆に大会をよくしていこう、という気持ちが一つになったのかもしれません。
以前は審査員、芸人共に終始ぴりついた大会でしたが、この時から漫才後のインタビューや採点後のやりとり、敗者コメントなども面白くなったように感じます。
審査員も忖度なく、皆冷静に自分の意見を素直に言っているように感じました。
5位:2010年
単行本『#笑い神』の見本が編集部に届きました。
漫才師がもっとも生を放つ場の、その一瞬の表情に、「漫才とは」「芸人とは」の答えがあるのでは――そこから生まれたデザインです。発売日の11月28日(月)に、是非お手にとってじっくりとご覧ください。#笑い飯 #M1 #中村計 pic.twitter.com/Kbqr7VcscH— 笑い神 M-1、その純情と狂気 (@bunshun_warai) November 14, 2022
M1グランプリでレベルの高い年5位は、2010年です。
優勝コンビは、笑い飯。
2回大会以降全てに出ていた笑い飯がラストイヤーで優勝しました。
実は笑い飯は、他になかったダブルボケという斬新なスタイルを貫き、M-1の歴史の中で、審査員に100点を出させた唯一コンビです。
その他には独特なテンポのスリムクラブ、コント漫才のパンクブーブー、キングオブコント優勝コンビのピース、ジャルジャル等実力者揃いです。
正直この大会だけではなく、笑い飯のM1にかけてきた思いや、努力の軌跡がやっと結ばれた点がM1の歴史とともに感じられ、忘れられない大会になりました。
この2010年を境にM1は一旦終了し、お笑いブームも去ります。
M1グランプリでレベルの低い年ベスト5!についてはこちらで解説しています。
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まとめ
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過去のM1グランプリで、レベルの高い年ベスト5は、以下の通りでした!
- 1位:2019年
- 2位:2007年
- 3位:2005年
- 4位:2004年
- 5位:2010年
今年もどんなスターが誕生するのか、とても楽しみで、注目しています!
※2022年はウエストランドが優勝しました!